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ライティングスキル向上につながるセルフ・エディット(self editing)に関する6つのアドバイス

セルフ・エディットとは何か?

セルフ・エディットとは、出版者への提出前に(またはオンライン自己出版)、自己手腕を最大限使って自身の原稿を見直すプロセスです。コンサルティングや個人チューター等に頼れない場合、以下のセルフ・エディットの実践が極めて重要です。下記のセルフ・エディット・チェックリストを確認したうえで、自分が書いた文章の編集方法のコツを習得しましょう。

セルフ・エディット・チェックリスト

内容に関する確認
  • この論文は読み手がすぐ理解できるか?
  • 主要なポイントを全てカバーしているか?
  • 主張が証拠で裏付けられているか?
  • 論理的で読み易く書かれているか?
文法および文の機能面の確認
  • 一貫性を持った時制の使い方がされているか?
  • 主語と動詞の一致が徹底しているか?
  • それぞれの代名詞が何を指しているかが明確か?
  • 修飾語句は正しく使われているか?
  • ランオン・センテンス(run-on sentences)やカンマ・スプライス(comma splices)がないか?
文体に関する確認
  • センテンスは簡潔か?
  • センテンスの長さや構造がどれも同じになっていないか?
  • 受動態は適切な場合にのみ使われているか?
  • 曖昧な用語は、より明瞭な別の単語に置き換えられているか?
  • 直接引用やパラフレーズ(間接引用)文の引用元が正しく明示されているか?

セルフ・エディットのコツ

1. 文章を印刷する

自分が書いた文章を紙に印刷すると、コンピュータ画面上で見落としたエラーやおかしなセンテンスやフレーズに気づきやすくなります。セルフエディットのカギは、自分で書いた文章を、あたかも他人が書いたかのような視点で確認することです。執筆中に見ている文章とはできるだけ違った角度から自分の文章を見直すという意味です。ほとんどの場合、コンピュータの明るい画面上で執筆しているでしょうから、紙に印刷された文章はまた違って見えるはずです。ペンを使って校正し、文中に書き込んだり、ページの端に直接メモを残すこともできます。また、紙に書かれた文章は、コンピュータ画面上の文字を読むよりも目への負担がないことから、目の休息にもなります。

2. フォントを変える

他にも、コンピュータ上で文字フォントを変えるのも、自分の文章を違った角度から見直す助けになります。プリンターがなかったり、印刷するのにはページ数が膨大過ぎて現実的でない場合にも、フォントの変更は有益です。もう一歩突っ込んだアドバイスとして、読み易いと言われているフォントに変えてみる方法もあります。学術論文や大学生の書くエッセイではTimes New Romanが標準的フォントとされていますが、最も読み易いフォントは実はGeorgiaなのです。この理由から、The New York Times、The Wall Street Journal、The Telegraph、The Guardianを含む主要誌はこのフォントを使用するようになりました。フォント変更を通した見直し方法は、上記したプリントアウトのアドバイスと一緒に採用して、印刷する前にフォントを変えてみてください。

3. いったん論文から離れる

見直しプロセスはなるべく早めに開始して、編集前に十分な休息時間を確保します。多くの人がぎりぎりまで執筆作業を引き延ばした経験があるでしょうし、一日で一気に書き上げた文章を、その翌日に見直した経験があるかと思います。これでは、脳も目も疲労困憊しがちで理想的とはいえません。また、あまりにも長時間に渡って目が文章に慣れすぎれしまって、第三者目線で評価することが難しくなっています。一方、執筆作業を早期開始・早期終了できれば、見直しにかけられる時間が十分確保できます。こうしてできた時間的余裕を休息に充て、文章から一旦離れられれば、新鮮な目線で文章と再び対面できます。

4. 他の人に音読してもらう

自分が書いた文章を声を出して読んでみると良いと聞いたことがあるかもしれません。しかし、自身の書いた文中にあるぎこちなさの発見にさらに効果的なのは、他の人に音読してもらうことです。文章がかなり長い場合以外は、友人、クラスメイトや同僚が喜んで手伝ってくれるはずです。とはいえ、見直しプロセス初期段階では、原稿を他人に見せるのは恥ずかしいと感じるかもしれません。その場合には、自身の文章の音読を録音し、再生して聞いてみてください。

5. 人工知能(AI)を用いた英文チェッカーを利用する

オンライン上には自動のライティング支援ツールや校正ソフトが驚くほど数多く存在しています。こういった文法チェックツールは、プロの編集者の代わりにはなれませんが、原稿下書き段階においては、簡単に利用できるうえ、貴重な助けにもなります。使用方法は、指定されたテキストボックスの中に文章をタイプ入力、またはコピペするだけです。

Wordvice AI英文チェッカー

上記したように、AIによる校正ソフトには数多くの選択肢があります。そのなかでも、Wordvice AI英文校正ツールは、複数の大規模な言語モデル (ChatGPT など) を使用する無料の校正アプリが含まれているため、学術論文向けには非常に理想的なツールです。文法ミスや文体エラーを修正してくれるだけではなく、より学術的な単語や表現に関するアドバイスも提供できます。Wordvice AIと他の無料オンライン文法チェックツール(free online grammar checker)との比較に関するガイドもご覧ください。

Wordvice AIは、AI英語文法チェッカーに加えて、文章の提出準備が整っているかどうかを確認するためのAI言い換えツール英語文章要約サイトAI翻訳機AI剽窃・コピペチェッカーも提供します。

6. プロ校正者による見直しサービスの利用

プロによる英文校正・編集サービスは、見直しプロセス最終段階での利用に限られません。自身の論文のクオリティを向上させたいが、アイデアに行き詰ってしまっている場合、プロ編集者からのアドバイスは、新たな発想に辿り着ける刺激になったり、改善すべき点が見えてきたりもします。ワードバイスには500名以上の、博士号または修士号等を持った英語ネイティブ校正者が在籍しています。弊社の校正者はいずれも、平均5年以上の経験があり、扱っている学術分野は細かく分けるとほぼ200分野にも及びます。また、弊社のアドミッション校正者も、大学・大学院出願エッセイ、志望動機書、履歴書、その他関連文書の校正で豊富な経験があります。校正者の多くはアメリカ、イギリス、カナダまたはオーストラリアにあるトップランクの大学・大学院を卒業しており、多くは大学のアドミッション部門での職務経験もあります。ワードバイスのプロ校正者による英文校正・編集サービス内容を今すぐチェックして、ライティング技術にさらなる磨きをかけましょう。